作業日前日に他界された依頼者



先日、介護事業所の職員から依頼を受けた見積に同行いたしました。 この職員が担当している方で高齢のおじいさんがいます。聞くところによるとトイレで用を足せなくなっていて部屋が排泄物で汚れているとの事で、住環境をリセットしたいとの事でした。 希望している作業内容は、お部屋の清掃といくつかの家財道具の撤去でした。

お部屋は想像通り酷いもので、トイレからキッチンにかけて排泄物で汚れていて一部の家財道具に付着し尿が染み込んでしまっている状況でした。私は見積りながら、トラックにブルーシートを敷いて臭いが荷台に付着しないように積むことや、何回も床を洗わなければ臭いが取れないかもとか、いっそのこと高圧洗浄でベランダまで一挙に洗い流せないかななど想像しながら、大変な作業になる覚悟を決めておりました。 部屋に入った時から気になっていた、おじいさんが使っていた汚れた茶色の布団は、寄付品からフワフワの布団を持ってくることを約束しました。 おじいさんは生活も困窮しているのでそんな大変な現場とは言え、通常料金ではお支払い出来ないとのことでしたので特別価格を提示してご快諾頂き、作業は一週間後となりました。

作業を翌日に控え、いよいよ明日大変な現場になると資材の準備をしていたら、担当職員から連絡がありました。 「おじいさん、今朝亡くなっていたんです」と職員から聞かされ驚きました。 この一週間以内に作業をしてあげれば亡くならなかったのではないかと、少し後悔しました。

予定していた福祉整理は後日遺品整理となり、全部の撤去となってお掃除もしっかり行ってきれいになりました。 トイレもできない状態なのに、一人暮らしを続けていたおじいさん。高齢者の独居問題、ゴミ問題、孤独死、我々が向き合う社会問題は深刻です。 福祉整理に力を入れてこれからも頑張ります。

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