こういう方法もあったのか?!
遺品整理の活用術
「遺品整理じゃないんですが、対応出来ますか?」とよくお問い合わせを頂きます。
内容をお伺いすると福祉整理や空き家整理などに該当し、そのほとんどが対応可能である場合が多いです。
今回のコラムではメモリーズを例に、どんなサービスが整理作業と併用して活用することが出来るのかを解説します。

引越しと遺品整理の併用
一般の遺品整理業者だとお引越しとの併用は難しいかもしれませんが、メモリーズの場合は『一般貨物自動車運送事業』の許可を有していますので、整理後の一部遺品の配送や、施設入居に伴うミニ引越しなども対応が可能です。
引越し屋さんにお願いすると、引越し自体は安価ですが整理や不要となった品物の引き取りなどは当然してくれません。しかし、整理と引越しを併用すると煩わしい仕分け作業や梱包作業などもすべて「お任せ」なので、転居の労力を考えると良いと思います。
特に、高齢者の方や単身生活者の方にはお勧めのサービスです。他にも、クーラーの脱着や照明器具の設置なども、1つの業者に複数のサービスをまとめて依頼する事が出来るので、より理想に近いサービスを受ける事が可能になります。

賃貸物件の原状回復
賃貸物件を退去する際は、原状回復をする必要がありますが、引越し屋さんや不用品回収業者に引越しや引き取りだけを依頼すると、最後のお部屋の清掃はご自身で対応しなければなりません。 カーテンや後付けの照明器具、クーラー、ベランダに置いてある植木鉢や物干し竿などもすべて撤去し、清掃しないと「原状回復」と認められません。
メモリーズの場合は、後付けの器具はすべて撤去し、家財搬出後にお部屋の簡易清掃をして作業を完了します。簡易清掃と言っても「そのまま物件を引き渡せる状態」のレベルです。特にトイレや浴槽、台所といった「水回り」も念入りに清掃させて頂いています。
家財の全撤去であれば、作業後にそのまま退去できるのは大きなメリットがあります。「退去引き渡し」の旨を作業前にスタッフに伝えて頂ければそのように対応しますので、退去時に管理会社と揉めることはありませんので安心です。

捨てにくい遺品のご供養
逆に発見が早く体液があまり出ていない場合は、軽度の特殊清掃だけで済むので、季節に関係なく料金は大幅に下がります。
実際にあった特殊清掃現場で、軽度の施工で済んだケースもあります。それは女性の単身高齢者のお宅で、デイサービスのスタッフの方が朝のお迎え時に異変に気づき警察に通報。前日の夕方から夜にかけての時間帯に亡くなられたようですが、発見が早かった為に失禁程度の汚れで収まっていた…という案件がありました。
こちらは遺品整理と併せてご依頼を頂いた為、料金は通常の整理料金と殆ど変わらず対応する事が出来ました。亡くなった状況によっては早急に作業を行なう必要がない為、時間をかけて業者選びを慎重にすることが出来ます。とにかく孤独死現場の場合は、いかに早期発見できるかが重要なポイントです。
まとめ
「遺品整理とは、故人の遺品を整理し、部屋を清掃して原状回復をする」というのが一般的な認識だと思います。では、ご両親が亡くなり数年間空き家になったご実家の整理はどうでしょうか。遺品整理でもあり、空き家整理とも言えます。呼び方は違えど、お家のお片付けという部分では同じです。
裏ワザという訳ではありませんが、故人の荷物を整理するというイメージが強い遺品整理ですが、業者ごとに様々な付帯サービスが設けられています。こちらからご提案させて頂く場合が多いですが、予備知識として知っている事で、より質の高いサービスを受ける事が出来ます。遺品整理に限らず、お家のお片付けに困ったら、ご相談だけでも是非メモリーズへお問い合わせください。