遺品整理でトラブルの原因になりやすい

見積書の正しい見方

遺品整理を生業とする業者が増える一方で、健全とは言えない遺品整理業者が増えているのも事実です。
そこで、トラブルの原因になりやすい「見積書」の正しい見方と、思わぬ落とし穴をご紹介します。

チーフトレーナー

お見積りまでの流れ

『見積書』の正しい見方

①人件費(必要人数×作業時間)
② 撤去が必要な物量
③ 家電リサイクル料金
④ 買取お値引き
⑤ オプション料金
合計金額◯◯◯◯◯円

『見積書』の落とし穴

その為、見積書のみを提示して作業に着手しようとする業者には注意が必要です。『見積書』と『契約書』は全く別のもので、見積書に契約に関する責務の効力はありません。概算ではなく、明確な金額と内訳を記載したお見積書をその場で発行し、別途『契約書』を用意している業者が安心と言えるでしょう。

まとめ

以上、見積書と契約書の違いや重要性がお分かり頂けたと思います。他にも、見積書発行時に金額の根拠が説明できない業者や、見積りが『一式』で詳細がない、追加料金の条件を記載(又は説明)しない遺品整理業者は要注意です。

先述したように、遺品整理に携わるのは専門業者ばかりではありません。悲しい事ですが、中には遺品をゴミ同然に扱う業者が、遺品整理と称して作業出来てしまうのも事実です。トラブルや取り返しの付かない事にならないように、法令を遵守した専門業者を選ぶ事をお勧めします。