生前整理

生前整理とは、生きている間に自身の死後のことを考えて家財の整理をすることを言います。いわゆる「終活」のひとつです。 不要なものや遺族が処分に困るものをあらかじめ処分しておくことで、残されたご家族や親族の負担を軽減することを目的としています。 もうひとつは、パソコンやスマートフォンなどデジタル機器内やインターネット上に保存されている情報やデータ、ネット上の金融資産などのログイン情報などを書き記すなどをしておく「デジタル整理」です。 生前に死後の整理ことを準備をするということは、生前整理も生前予約も同じと言えるでしょう。

近年は少子高齢化などの影響や家族構成の変化などから、ますます「核家族化」が進んでいます。これにより、一人暮らしと夫婦のみの世帯が全体の半数を超えるようになり、葬儀後の手続きや遺品整理などご家族のご負担も大きいと言えます。ご自身の死後の相続問題の心配からか、後見人制度を利用される方が多くなり、遺品整理の事前予約のご依頼も例外ではなく「自分が亡くなった後、この家の片付けにいくらぐらい費用がかかるのか？」など、メモリーズにもこのような相談が年々増えています。身寄りがいないので、亡くなった後の事まできちんと段取りをしておきたい。子供はいるが、自分の生活を守るのに大変だから、自分が亡くなって経済的負担をかけたくない。遺品整理の事前予約をされる方の思いは様々ですが、「自分が亡くなった後にまわりに迷惑をかけずにすむ」と安心されている方が多いように感じます。