整理現場から見える繋がりの大切さ
2022年12月17日に、特定非営利活動法人「いのちをバトンタッチする会」主催の「いのちびと人間塾」にて講演を行いました。いのちをバトンタッチする会は、子どもや社会に対して、いのちの大切さや家族の絆を教育・啓発する「いのちの授業」を行い、子どもの健全育成・社会教育・人権の擁護・安全・医療や福祉に係る問題の改善や解決を図り、いのちを大切にする家庭、職場、社会づくりと、福祉の増進に寄与することを目的に設立された愛知県にある特定非営利活動法人です。
私が今回のテーマに選んだのは「整理現場から見える繋がりの大切さ」です。限られた時間の中でどのように生きるのか、自死や孤独死で突然亡くした家族の痛みなど、これまで多くの孤独死案件に関わってきた私だからこそ話せる思いを熱く伝えさせて頂きました。私は常々、孤独死はなくせないが、孤独はなくせると言い続けています。孤独は人を弱くし、無気力とし、やがて自己放任へと繋がってしまいます。孤独をなくしていく第一歩として、人と繋がる大切さを強く伝えさせて頂きました。