
滋賀県庁新館にて講演
2024年令和7年1月23日、滋賀県庁新館にて「遺品整理の現場から見える地域からの孤立の実態」をテーマに講演を行いました。本講演では、遺品整理の現場で見えてくる孤立の課題や地域コミュニティの重要性についてお話しし、多くの方々にご参加いただきました。会場での対面参加に加え、Zoomでのオンライン配信も実施し、遠方の方にもご視聴いただける形で開催しました。
本講演は、医療福祉の地域創造会議の一環として行われ、全世代型の地域包括ケアシステムの構築を目指す取り組みの一部として位置づけられています。主要事業の一つであるワーキンググループ会議では、様々な分野の方々から提供された話題を通じて、「自分らしく暮らし続け」「よく生き抜く」ために必要な視点を共有し、多職種間の連携を深める機会となりました。
また、本講演にはJICA(国際協力機構)の方々も参加し、同時通訳を通じて国際的な視点からも遺品整理と地域孤立の問題に関心を寄せていただきました。グループワークでは、感染症対策やスタッフのメンタルケアなど、実務的かつ多岐にわたる質問が飛び交い、参加者全員で学びを共有する有意義な時間となりました。地域のつながりを深めるための取り組みをさらに推進し、これからも「人と地域をつなぐ」活動を継続してまいります。