メモリーズ

壮絶な体験…足が抜ける


近畿地方も梅雨に入りました。湿気が多くなり、気温が上がると「死臭現場」の特殊清掃の依頼が増えてきます。そんな「死臭現場」の一つをご紹介しましょう。 弟様が孤独死され、死後1ヶ月で発見されたそうです。 場所は住宅街の中にあるワンルームマンションの1室。 マンションの前で待ち合わせをし、待つこと10分、自転車に乗りお兄様が来られました。

「すみません、ちょっと大変なことになりまして・・近所からは白い目、大家からは保証で話が長くなりそうで、助けて下さい!」と悲しむ間もないような感じでした。 (ちょっとお酒臭かったですが・・) 見積にドアの前まで一緒に来ましたが、 「部屋には入れません、あの光景が目に焼きついて・・・」 そうです。ご近所の方が異臭に気付き警察に連絡され、お兄様と警察が一緒に部屋に入ったそうです。 部屋の向こうに横たわる弟様を発見し、ある程度覚悟していたものの変色した足を握り締め 「大丈夫か!!」 とっさに足を引っ張ったそうです。

すると 足が骨から抜け落ちるように取れてしまったそうです。あまり想像したくありませんが・・。 その上警察に「何て事を!!」と叱られたそうです。 そのショックがあまりにも壮絶で入室できないとの事でした。 「任せて下さい、では行って来ます!」と気合を入れて突入。 ドアを閉じてるやいなや数百匹のハエが私の顔面めがけて頭突きしてきます。 気合が足りませんでした・・起こっている状況が分からず一時退出。

再度両手に殺虫剤を握り締め再突入! 殺虫剤を両手で噴射しながら前進していきます。自分のイメージではランボーのようです。 気付けば赤く血で染まったじゅうたんの上にハエの死骸がたくさん落ちていました。

そして見積を行い、後日きれいにお掃除させていただきました。 大家さんも立会い「素晴らしいですね!」と驚きと称賛の声を頂きました。 これからは孤独死の現場が増えます。 こんなに近くに住んでいるご兄弟でも死後1ヶ月で発見されることがあるのです。 最近声を聞いていない身内、友人にたまには連絡してあげて下さいね。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

悲惨な現場でも原状復帰

どんな悲惨な特殊清掃現場でも
メモリーズは原状復帰をお約束。

目を覆いたくなるような凄惨な現場であっても、当然ながら『原状復帰』しなければなりません。しかも特殊清掃の場合は、特に迅速で適切な対応が求められます。

死後数日、あるいは数カ月も経ち、汚物、体液、害虫、血痕の染み付いた凄惨な現場など、どんな状況でも経験豊富なスタッフがしっかりと現状復帰いたします。特殊清掃のことでお困りなら、是非メモリーズにご相談ください。

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