メモリーズ

寂れた生活が招いた孤独死の現場


今回も管理会社からのご依頼で、大阪市内のワンルームマンションでの孤独死案件に行ってきました。現場は8階、エレベーターで上がっていきます。エレベーターを降りると死臭が充満しています。すぐに作業に入る予定だったので、スタッフを連れて通路を歩いていると、死臭がどんどん濃くなっていくのが分かります。部屋の中を想像すると寒気がするぐらいです。玄関の前で立ち止まり、深呼吸…「よし、行くぞっ!」 玄関のドアを開けました。

すぐ目の前に「その跡」が残っていて、臭いは息が出来ないぐらい強烈です。そして部屋の中はゴミが散乱…臭いで神経がおかしくなりそうでしたが「この状態になるまでに、何とかできたはずだ!」と、やりきれない思いがしました。
1人暮らしで閉ざされた生活だと誰も話を聞く事ができず、アドバイスも出来ません。しかし、孤独死の現場には必ず「危険なシグナル」を感じます。いわば、孤独死の予兆みたいなものです。お決まりと言っていいお酒の空き瓶、コンビニの食生活。 体が病んでくるのも当然です。じゅうたんの下には、くっきり人の形のどす黒い跡が出来ていました。その痕跡が消えるまで徹底的に特殊清掃を行い、消臭作業を済ませて作業完了。
玄関を開けて廊下で撤収作業をしている時に、お隣の人が言った「この人は、挨拶もしてくれない物静かな人だったよ…」という言葉が耳に残りました。最近では希薄になってきている近隣住民とのコミニュケーションですが、お年寄りにはもっと言葉をかけていくことが非常に大事なことだと実感いたしました。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

悲惨な現場でも原状復帰

どんな悲惨な特殊清掃現場でも
メモリーズは原状復帰をお約束。

目を覆いたくなるような凄惨な現場であっても、当然ながら『原状復帰』しなければなりません。しかも特殊清掃の場合は、特に迅速で適切な対応が求められます。

死後数日、あるいは数カ月も経ち、汚物、体液、害虫、血痕の染み付いた凄惨な現場など、どんな状況でも経験豊富なスタッフがしっかりと現状復帰いたします。特殊清掃のことでお困りなら、是非メモリーズにご相談ください。

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