メモリーズ

孤独死から死後半年で発見…切ない気持ちになる現場


先日、大阪郊外のマンションで孤独死があり、特殊清掃を含む遺品整理の相談がありました。ご依頼主は大家さんで、特殊清掃が終わればすぐに内装を替えて次の入居者を入れたいとのことで、取引のある内装屋さんが現場に来られていました。
死後数ヶ月も経過してから発見されたので、現場は臭いも峠を越していて、私からすると「ちょっと強めの残り香」という感じでしたが、 内装屋さんはドアを開てすぐに「僕、無理です」と、早々に退散…無理もないですが。

部屋はワンルームで荷物も少なく、部屋は片付いていました。ただ、部屋の中央に人型のドス黒いシミが残っており、発見までに相当な日数が経過していることが安易に推察できました。今までの経験からおそらく…死後半年くらいでしょうか。故人様に身内はいないという事でしたが、ご近所付き合いもないと聞きました。病気を患っていたのか、大量の内服薬が目につきます。
この方はどの様な思いで日々を過ごされていたのでしょうか? 年金で生活をされていたそうですが、誰とも話さず病気と向き合う日々だったのでしょうか? ドス黒く残ったシミを見ていると切ない気持ちになりました…。

私は少年時代に公団住宅で暮らしていましたが、近所に一人暮らしのお婆ちゃんがいました。私が友人と遊んでいるとお婆ちゃんが寄ってきて、色んな話しをしてくれました。花の名前、虫の取り方、童謡、メンコやゴム跳び…おばあちゃんがいると子供が周りを囲むようになっていました。
今、都会ではその様なコミュニティは崩壊しています。高齢者の方と共存できる地域を作り、子供から高齢者まで安心できる街づくり。言うだけは簡単ですが、行政の方達は少しずつ動き始めています。私たちも意識して、協力して行く事が大事です。そうすれば、少なくとも今回のような孤独死から死後半年で発見なんて事は絶対減ると思います…。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

悲惨な現場でも原状復帰

どんな悲惨な特殊清掃現場でも
メモリーズは原状復帰をお約束。

目を覆いたくなるような凄惨な現場であっても、当然ながら『原状復帰』しなければなりません。しかも特殊清掃の場合は、特に迅速で適切な対応が求められます。

死後数日、あるいは数カ月も経ち、汚物、体液、害虫、血痕の染み付いた凄惨な現場など、どんな状況でも経験豊富なスタッフがしっかりと現状復帰いたします。特殊清掃のことでお困りなら、是非メモリーズにご相談ください。

特殊清掃に関連するコンテンツ


対応地域

全国に広がる対応地域

関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。

事業所のご案内

ご相談・お見積りは無料!年中無休
大阪本社
0120-232-580

横浜支社
0120-458-222

気軽にお問合せが出来る
LINE相談窓口

立会不要!60分でかんたん見積り
お問合せ/クイック見積りフォーム

ページトップへ戻る