メモリーズ

改めて思う、遺品整理は心の整理


毎日現場に追われていると作業以外の事を配慮するのを忘れそうになりますが、 時々遺品整理人という立場を再認識させてくれる現場があります。今回訪れた大阪郊外にある戸建住宅の遺品整理現場がそうでした。お母様が亡くなられ、ご依頼人は故人の娘様(ご姉妹)です。特にお姉様の方はお母様に対して格別の想いがあり、亡くなってしまったことを受け入れれず、遺品を整理する気持ちになるまで2年の月日を要したそうです。

一般的には賃貸物件の場合、49日法要が終わるまで現状維持する必要があり、形見分けが終わるまで家賃を2~3か月分払うことになります。民間のマンションなどでは可能ですが、家賃補助がある公営住宅の場合、賃貸契約は49日法要までと明記されている場合が多いです。最愛のご家族が亡くなり、葬儀や相続などの事務処理を終え、心に余裕が出来る49日法要後にゆっくり遺品整理をすることが理想だと思います。今回は持ち家で時間の制約がなかったため、本当に心の整理が付いた段階で遺品整理をすることはとても良いことだと思いました。

作業当日、我々スタッフが荷物を梱包し始めると、お姉様が突然泣き出しました。家族で囲んだ食卓セットや身につけていた衣類などが次々運び出されるのを見て、耐えられなかったのだと思います。妹様が泣きじゃくるお姉様を宥める姿にスタッフ一同心打たれました。家族の絆が薄くなっている事を日々感じて落胆する時が少なくない中で、 これほど故人を思い、感謝に溢れた現場があった事がどれほど嬉しかったか…。いつになくスタッフに緊張感があり、遺品を扱う姿が頼もしく思えました。

後日、妹様から連絡があり「姉が、納得できる遺品整理をして頂いたと感謝しておりました。依頼して良かったと思います」と、電話越しに妹様も涙を流されました。遺品整理人は人と人の繋がりが希薄になっている現状を目の当たりにする事が多い。だけど時に何ともいえない幸せな気持ちになる時がある。その瞬間は今まで仕事で味わった事がない感動を覚える。つくづく「葬儀は肉体とのお別れの儀式、遺品整理は精神的なお別れのための儀式」だと実感しました。素晴らしい遺品整理人になるために感動を与えられる作業目指して頑張ります。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

遺品整理現場の様子

誠実な遺品整理
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遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。

メモリーズは開業以来、15.000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。

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