メモリーズ

管理会社の人がトラウマになった孤独死現場


「いや~…すべてにおいて、やる気を無くしましたね…」と、今回のご依頼主であるマンションの管理会社の担当者が私に吐露しました。この担当者は近所から異臭のクレームがあり、孤独死のお部屋に入ってしまったのです。死後数週間経ったご遺体を直接目撃し、トラウマ状態に…。しかも、第一発見者ということで警察にもいろいろ事情聴取されて、心身ともに弱っているご様子です。
さらに、警察の方がご親族を探しましたが見つからず、クレームもあるので早急に対処する必要があるため、特殊清掃業者の手配まですべてこの担当者の方一人でされたそうです。あげくに費用はすべてこの方の管理会社が負担…同情します。

事情はさておき、メモリーズで特殊清掃作業をさせて頂くことになりましたので、委任状を頂き、早速作業開始です。現場の遺品はベッドと布団とテレビ…あとは小さいテーブルが1つあるのみで、それ以外の家電や家具などもありません。部屋には新聞や広告が散らかっていて、どのような生活をされていたのかと思いすごく不自然な感じがしました。亡くなった場所と思われる布団には体液が染み込んでいて、強烈な死臭を放っていました。身寄りもなく、何もない部屋で何か希望を持って生きていたのか?と思ってしまう現場でした。遺品整理はほとんどなかったので、作業は特殊清掃がメインで1時間ほどで終わり、臭いも完全になくなり、担当者の方の肩の荷も少しは降りたようです。
余談ですが…そう言えばこのマンションには、数ヶ月前にも『孤独死現場』で来ています…。その時の担当の方はその後、会社を辞められたみたいで…で、この方が担当に…頑張ってください!

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

悲惨な現場でも原状復帰

どんな悲惨な特殊清掃現場でも
メモリーズは原状復帰をお約束。

目を覆いたくなるような凄惨な現場であっても、当然ながら『原状復帰』しなければなりません。しかも特殊清掃の場合は、特に迅速で適切な対応が求められます。

死後数日、あるいは数カ月も経ち、汚物、体液、害虫、血痕の染み付いた凄惨な現場など、どんな状況でも経験豊富なスタッフがしっかりと現状復帰いたします。特殊清掃のことでお困りなら、是非メモリーズにご相談ください。

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