メモリーズ

聞いた話しと違う孤独死現場


布団の上で亡くなられた孤独死現場の画像 メモリーズのスタッフは特に事故やクレームもなく、特殊清掃の業務をこなしてくれているので大変心強いです。特に山下、金島、坂田などの幹部クラスは凄惨な現場を数多く経験していて、日々現場リーダーとして、過酷な現場に出向いてくれているので頼もしい限りです。
そんなある日、電話が鳴りました「横尾さん、またうちのマンションで出ちゃったのです…孤独死」電話の主はマンションの管理会社の方で、以前にもお仕事させて頂いていたのです。「状況を教えてください」と私が尋ねると「いえいえ…たいしたことないんですよ。臭いもそれほど酷くありませんし、程度も軽いです」現場リーダー達は今日も現場に出向いています。電話のその言葉を信じ、あまり孤独死現場に慣れていないアルバイトと私で現場に向かいました。

現場に到着して、部屋のドアを開けてビックリ! 強烈な臭いに、明らかにそれとわかる布団の上の模様…アルバイトは唖然とし、玄関から中には入ってきません。「どこが程度軽いねん!」と、まぁまぁ大きめの声で一人ツッコミしましたが…正直、泣きそうです…。しかし「俺がやらねば誰がやる」と気合全開で特殊清掃を開始。家財道具は少なかったのですが、死臭のレベルは相当です。結局、室内の特殊清掃と消臭作業は私一人ですべてやり終えました。

作業完了時に管理会社へ連絡しました。「○○さん、あの現場見られてるんでしょ?」と訊くと「いやぁ~…実は見てないんです…担当者も警察と一緒に行ったけど、よう見んかったらしいです」「じゃあ、なぜ程度が軽いって言ったんですか?」「すいません…」ため息交じりに電話を切り、現場を後にしました…。
通常、このクラスの凄惨な現場であれば、幹部クラスのスタッフを含めた数人でチームを編成して特殊清掃を行いますが、今回はご依頼者の誤った情報のおかげで、殆ど一人で清掃作業を行ったので、本当に疲れました…。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

悲惨な現場でも原状復帰

どんな悲惨な特殊清掃現場でも
メモリーズは原状復帰をお約束。

目を覆いたくなるような凄惨な現場であっても、当然ながら『原状復帰』しなければなりません。しかも特殊清掃の場合は、特に迅速で適切な対応が求められます。

死後数日、あるいは数カ月も経ち、汚物、体液、害虫、血痕の染み付いた凄惨な現場など、どんな状況でも経験豊富なスタッフがしっかりと現状復帰いたします。特殊清掃のことでお困りなら、是非メモリーズにご相談ください。

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