強烈!ごみ屋敷
皆さん「ゴミ屋敷」ってテレビにたまに出てくるもので、現実にはなかなかないもの・・と思っていませんか?今日は私の作業履歴からTOP3に入る強烈な現場を紹介します。
大阪市内のワンルームマンションで一人暮らしの男性が家にゴミを溜め込み、 近所の方からクレームになっていたそうです。
当然大家さん、管理会社さんは警告を伝えていたのですが、進展がなくついに退去になりました。その現場がこれです!
玄関を開けると部屋に入るまでゴミの坂を上がらなければなりません。 左にあるユニットバスへの扉は少し開いたまま固定されています。電気がつかず、中がよく分かりません。 ただひたすらゴミを出し続ける・・という作業を行っていました。すると案の定と言うか・・トイレに入れないからだと思いますが、 ゴミの中から湿った衣類などが出てきました。そうです糞尿まみれの衣類です。
いきなりテンションが下がります・・・。しかも防護服を持参していませんでした。 最初は服に付かない様に作業していましたが、最後の方は作業服は糞尿まみれになりました。 もちろん提携しているごみ屋さんのパッカー車にポイッ・・。 部屋の中がある程度出せたので、ユニットバスの中を確認すると目を疑う光景が・・・。 なんと便器に水一杯溜まっています。半分以上が排便です。 そして便器周りには黒っぽい水が溜まっていて、衣類やゴミがプカプカ浮いています。 「まさか・・・・」 心が折れると感じた瞬間です。すべて排泄物です。配管が詰まり流れる気配がありません。 黒い水の中に手を入れて、詰まり物を探しますが改善されませんでした。
あざ笑うかのようにすさまじい強烈な臭いが襲ってきます。 「逃げ出したい・・・。」久しぶりに心から思いました。
そしてとどめは浴槽に衣類の山、すべてビトビトに糞尿まみれ・・服を袋に入れる際、 糞尿が飛び散り私の顔面に黒い水滴が飛び散りました。すべての水道の配管が詰まり、水が使えません。
心は号泣していました。 おそらくトイレが使えないので衣類に用を足し、浴槽に溜め込んでいったと推察できます。 最後に行き場を失ったゴキちゃんが壁中這っていました。冬眠中起こされて動きは鈍かったです。
すべて完了した時、うれしさが込み上げて泣きそうでした。 帰りの車はビニールシートを敷いて運転しました。 メモリーズは色んな現場を心を込めて(腹くくって)仕事してます。 今後も頑張ります!