メモリーズ

孤独死された部屋の状態は心の状態と同じ


今月も孤独死されている方が多いです。日々、ご遺族様の思いを大切に、お仕事させて頂いております。今日はお姉様を亡くされた弟様のご依頼で、遺品整理をさせて頂きました。お姉様はご近所付き合いもなく、細々と暮らされていたようです。現場からはたくさんのメモが出てきました。
金銭の貸借のメモや、知人に対する感情的なものなど様々でした。 現場は、新聞や食べ物などが散乱しており、このままの生活が続くと間違いなくゴミ屋敷になったと思われる状態でした。メモを見る限り世間から完全に隔離されているという感じがし きっとコミュニケーションが不足していたんだと思います。 そういった疎外感、孤独感から、毎日の感情の起伏や手持ちのお金などを 記されていたんだと思います。

世の中と完全に遮断され、家の中が自分のすべての世界となり ゴミも捨てられなくなってしまうのではと思ってしまいます。コミュニケーションがなくなると、人間は不安になり、自分の世界に閉じこもってしまうのでしょう。そうなる前にご友人であったり、ご近所付き合いが出来ていれば、このような結果にならなかったのではないかと思えてなりません。

弟様が言いました。「部屋の状態と、心の乱れは同じだと思いませんか?」 なるほどと思いました。孤独死の現場には、必ず「心の乱れ」を感じるヒントがあります。カップめんの束、酒のビン、壁や建具を壊した跡や安定剤のような薬…世の中から疎外され孤独のあまり自分の世界に入り込んでしまう。このようなご高齢者の方は結構多いのではないでしょうか。
このままでは、本当に孤独死は増えるばかりになるでしょう。 深刻な社会問題です。見つけたメモの一つに 「明日は待ちに待った年金が支給される。楽しみだ。 楽しみだ。」とありました。このようなご高齢者の問題をどのように考えていくか、私どもの年代で取り組まなければ いけないと真剣に思ってなりません。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

遺品整理現場の様子

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遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。

メモリーズは開業以来、15.000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。

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