メモリーズ

ちょっと離れた間の悲劇


久しぶりに関西地方は雲一つない天気に恵まれました。そんな中、大阪市内で文化住宅2DKの遺品整理を行いました。ご依頼主はお姉様で、弟様が亡くなられたとの事でした。最近、弟様は体調を崩されていて、お姉様はよく様子を見に来ていたそうです。ある日のこと、一緒に買い物を済ませて家に帰ってきた時、弟様は玄関でしばらく座っていたそうです。お姉様は買い忘れた物を買うために、近くのコンビニに走り、急いで帰ってくると、弟様は玄関で小さい下駄箱を抱えるように眠っていたそうです。
「こんな所に寝てたら風邪ひくよ」と肩をポンと叩いたそうです。それから暫く、掃除や洗濯など家事をしてたのですが、一向に起きない弟様に「いいかげんに起きないと!」と、体を起こそうと抱えた時、 その下駄箱も抱えたまま起き上がりました…意識はありません。明らかな異変に気付き、胸に手を入れて体温を確認したところ、まだ温かかった為に急いで119番に。救急隊が駆けつけ、マッサージで蘇生しましたが、そのまま亡くなられたそうです。

「弟はシャイでね…亡くなる時もこんな別れ方で…」と、見積の時に涙ぐんでおられたのが心に残っています。身内の方が亡くなられるところを直接見てしまうと、立ち直るのに時間が掛かるものです。また、何か出来たんじゃないかと自分を責めたりすることも…。遺品整理は、そんな気持ちにひとつの区切りをつけるキッカケになったりします。
すべての作業が終了して外に出た時に、今日の晴天を見上げて「あ~何かすっきりしたなぁ~…頑張って生きていかなきゃ…」と、少し吹っ切れて元気になられたお姉様を、目を細めて眺めていました。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

遺品整理現場の様子

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遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。

メモリーズは開業以来、15.000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。

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