メモリーズ

娘さんの気持ちも伝わらず…自殺


遺品整理現場にあった、娘さんからのメッセージ 遺品整理を行っていると、さまざまな人間模様を見てしまいます。今回のご依頼主は故人の娘様で、夜中に電話があり色々と相談を受けました。内容はお父様が自殺してしまい、後の処理の事についてで、娘様はとても動揺していて悲しみを抑えて話している感じでした。「自分で部屋に入る事ができません…」と話されていました。実のお父様が自殺された部屋ですから…当然です。

見積の時に挨拶を交わして、私は部屋の中に入りました。そして、すぐ目に付いたのがこの画像のメモです。他にも、娘様はノートにお父様を励ます応援のメッセージを何冊も綴っていました。娘様はお父様の事をすごく心配されていたのだと私にも強く伝わってくる内容でした。しかし…お父様は自ら命を絶ってしまった。理由や原因は分かりかねますが、娘様のショックは相当なものだったと思います。

結局、その日は汚れた部分と消臭などの特殊清掃だけ行い、近くの葬儀会館で作業が終わるのを待っていた娘様に状況を説明しました。「実はお父様の亡くなっていた現場を…」と、話し出すと、今まで我慢してきた感情が湧いてきたのか、娘様が大声で泣き出しました。
泣きながら私の説明に小さくうなずかれる娘様に話をしながら「自分はなんて重要な仕事をしているのだろう」と、思いました。整理をしていると亡くなった方のメッセージや、死と向き合って頑張る姿や悩む姿が現場に残っている事があります。この紛れもない事実をご遺族様に伝える事によって、ご遺族様はさらに悲しんだり、 悔やんだりして人と人の縁の大切さを知るのです。そういう現場は自分の責務の重要さを、改めて思い知らされます。遺品整理人は、人間力が問われるんだな…と。遺品整理に携わる以上、自分もスタッフもまだまだ成長しないといけないと改めて思いました。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

遺品整理現場の様子

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遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。

メモリーズは開業以来、15.000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。

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