この記事を書いた人
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
大阪市内にある、とある共同住宅の大家さんより連絡がありました。「実は共用部分で自殺がありまして…たくさんの住民の方が見てしまい、かなりショックを受けているのです。供養の意味も込めてお経をあげてくれないでしょうか?」というご相談です。
遺品整理はご遺族でされたそうで、今回は「お寺さん」を紹介するのが仕事となりました。早速、日頃から遺品の合同供養などでメモリーズがお世話になっているお寺さんに依頼する事となりました。 当日用意するものがあるかと聞くと「盛り塩」と言われたので用意しました。しかし、今回の話は盛り塩の話しではありません。
当日、現場に来て頂いた住職さんは若い方でした。多くの住民が見守る中、お経を読み上げて行きます。私は後ろの方で手を合わせていたので、住職さんの姿は見えません。お経を聞きながら5分ぐらい過ぎたでしょうか…お経が時々途切れることに気付きました。若い方だし緊張しているのかも..と思い特に気にしませんでしたが、10分ぐらい経過した時に住職が「すみません、イスを用意して下さい」と…ええ??大丈夫か?私も少し心配になってきました。
それからしばらくして、途切れる時間が多くなり、隣にいた大家さんが「顔色悪いで、ちょっと休むか?」と声を掛けます。住職さんは「いえ、もうすぐ終わりなので頑張ります…」と答えられましたが、明らかに顔色が悪く、様子が変です。
住民の方は住んでいるマンションで自殺があり、ご遺体を目撃までして精神的に参ってしまい、少しでも安心したくて今回の供養を設けたのに、住職が霊に憑かれるような症状になった事で、余計に心配になったような雰囲気に…私も冷や汗が止まりません...。
しばらくして供養が終わると、住職の顔色や体調も元に戻り、住職さんが「もう大丈夫ですよ。安心して下さい」と住民の方達に話されたので、皆さん一様に安心したご様子でした。日常の生活空間で起きた特殊な出来事で不安も大きいと思いますが、一日も早く平穏な毎日に戻れるよう祈っております。
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。
メモリーズは開業以来、15,000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。
関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。