メモリーズ

近くて遠い距離で起きた孤独死


大阪市内のマンションの一室で、ご高齢の男性が孤独死されました。第一発見者は大家さんです。遺品整理のご依頼主は息子様で、お父様の住んでいたマンションから徒歩で10分ぐらいの距離にお住まいです。「鍵は家まで取りに来てください」「何か出てきたら、ここまで鍵と一緒に持ってきてください」と言われて、息子様が現場に来ることは最後までありませんでした。

現場の部屋は陽が当たらない、暗いワンルームマンションの一室でした。衣類が部屋の回りに積み上げられ、真ん中に布団が敷いてありました。息子様とコミュニケーションが取れていれば、こんなに生活は乱れなかったのでは…そう思ってしまう現場です。
現場の状況から推測するに死後3カ月ほどでしょうか…発見まで相当日数が掛かったと思われ、布団は体液で3倍ぐらい重たくなっていました。衣類の山の下からアルバムが出てきました。ここ数年は見てなかったのでしょうか…。作業は無事に終え、最後に鍵とアルバム、小銭などを息子様にお持ちしました。「ご苦労様…」と小さく呟いて、ドアを閉められました。

親子間にはそれぞれにしか分からない事があるので、何も言えません。しかし、すぐ近くに住んでいながら孤独死から3カ月以上経っても発見できないご子息…そこに深く立ち入らない事も遺品整理人の努めだと思いながら、親子でさえ無縁になっていく現状を懸念する毎日です。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

遺品整理現場の様子

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遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。

メモリーズは開業以来、15.000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。

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