この記事を書いた人
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
先日1本の電話を頂きました。電話の主は40代の女性で、一人暮らしの母親が孤独死してしまったという相談です。この女性宅からお母様の家まで車で40分ぐらいですが「見積には立ち会いません」との事でしたので、私は委任状を貰い、一人で見積現場に向かいました。現場はかなり田舎で、家を見つけるのに苦労しました。家は全然手入れが行き届いてなくて、家が隠れるぐらい雑草などが生い茂り、人が住んでいるのが不思議なぐらいでした。
部屋に入ると更に驚きました。食料品が家中に散らばっていて、蜘蛛の巣が前進を阻みます…ここ10年ぐらいほったらかしの状態のように思えました。荒れ放題の台所の奥で、お母様は亡くなったようです。私は思いました。お母様は高齢により肉体的、精神的につらく、ご飯も作れなくなっていたのではないかと…誰にも頼れなかったのかと思うと泣けてきました。
逆にご依頼人である娘様は、なぜ連絡を取っていなかったのか不思議に思えました。このような亡くなり方は防げたはずという思いが強くなり、疎遠になった理由を娘様にお伺いしました。
すると…「母親からは幼少時代に虐待があり、どうしても近づけなかった…」と泣きながら話してくれました。私は行き場のない怒りを覚えました。批判するのは簡単ですが、現代ならではの悲劇だと思わざるを得ません。ただ、娘様には「後悔」が見受けられました。お母様にもきっと「後悔」があったはずです。自分の死に様の覚悟はできていますか? 感謝や思いやりの言葉はきっちり伝えた方がいいですね。
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。
メモリーズは開業以来、15,000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。
関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。