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若い女性が孤独死…悲しみに包まれた遺品整理現場


最近、若い人の孤独死が増えています…昨日行った孤独死現場の故人は、なんと21歳の女性でした。大阪市内にあるワンルームマンション一室で、ユニットバス内のトイレにもたれかかるように亡くなられたようです。死後から発見までに数日経っていたので、便座にでん部の皮膚がこびりついていました。女性は生まれつき心臓が弱かったそうで、排泄中に起こった心筋梗塞が死因だそうです。部屋には脱ぎ捨ててそのままという衣類が散乱しており、直前の生活は少し荒れた感じがありしました。また、大量の処方された薬がありましたので、精神的に辛かったのだろうと伺えます。

ご依頼主であるご両親はショックで現場に来ることができないとのことで、ご遺品はすべて実家に届けてほしいとの事でした。まだ現実を受け入れられないようで、時間が経ってからゆっくり実家で確認、整理されるのでしょう。
故人は地方の高校を卒業し、就職のため大阪に出てきて一人暮らしを始めたそうです。慣れない都会での暮らしや人間関係などもあったと思います。直前の荒れた生活を見れば、誰かがシグナルを察知して欲しかったなと思います。これからの成長をご両親は楽しみにしていたんだろうと思うと胸が苦しいです。

孤独死はご高齢の方だけではありません。特に持病がある方は無理をせず、しっかり体調管理を心掛けて下さい。今回の故人の場合、冷蔵庫の中や台所周りをみると、あまり自炊はされていなかったように思います。不摂生は避け、3食ご飯をしっかり食べること…やっぱり大事ですよね。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

遺品整理現場の様子

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遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。

メモリーズは開業以来、15.000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。

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