ゴミ屋敷清掃の強化月間

少し遡りますが、まだ暑さが残る時期の体験談をご紹介します。気温が高い時期が続くと孤立死が増えるのですが、もうひとつ増える現場があります…それは「ゴミ屋敷」です。なぜでしょうか？ 実は理由は簡単で、暑い時期は虫が発生しやすく、臭いも近隣に出てしまうので「何とかしてほしい！」と、クレームになるからです。毎年この時期はメモリーズにとって『ゴミ屋敷清掃の強化月間』になり、この2週間ほどの間にも、超大型ゴミ屋敷を6件ほどやりました。屈強で修羅場を経験している私たちも、疲労度が増しております…歳のせいもありますが。

ただ、ゴミ屋敷と言うのは本当に不衛生で、大きな病気の原因にもなります。実際にゴミ屋敷で亡くなられている現場が多いことを考えると、早期に通常の生活に戻す必要があります。また精神的疾患によるものが多く、綺麗に清掃してもまたすぐにゴミ屋敷になってしまう再発率が非常に高いので、見守る必要があります。ゴミ屋敷の場合、本人は罪の意識があまりないうえに、勝手にごみを持ち出すこともできず、 近隣の方や福祉の方などが困っているケースが多く、粘り強い説得が必要なのです。

メモリーズではこのような整理を福祉整理と位置付け、ゴミの撤去後に本人が健全に暮らせるように、部屋の清掃や家具の配置換え、害虫駆除など、万全のサポート体制をとっております。大規模なゴミ屋敷はもちろん、最近増加しているプチゴミ屋敷や汚部屋など、あらゆるケースに対応し、喜んで頂けるようにメモリーズは今日も頑張っています！